1958-04-23 第28回国会 参議院 商工委員会 第22号
そこで、その差益の率あるいはマル特制度でやるというようなことにつきましては、過去の例もございまするので、今、関係各省と十分協議をいたしているのでありまして、今ここでまだ最終的な意見を申し上げる段階に実は来ておらぬのでありますが、先生の御意見も十分体しまして慎重に処置をしたい、こう思っておる次第であります。
そこで、その差益の率あるいはマル特制度でやるというようなことにつきましては、過去の例もございまするので、今、関係各省と十分協議をいたしているのでありまして、今ここでまだ最終的な意見を申し上げる段階に実は来ておらぬのでありますが、先生の御意見も十分体しまして慎重に処置をしたい、こう思っておる次第であります。
従いまして特別外貨を持ってくるという場合にも、そこに非常に大きなプレミアムというものを動かすに足らないという程度のものといって、適当にほかに割当の基準も立ちがたいというものにつきましては、今後そういう品物の割当制度が続く限り、またマル特制度がある限り、われわれはそれによってやっていきたいと思っておりますが、御承知の通りに雑豆というのは、マル特の買付けを発表するたびに、非常にプレミアムを大きく左右するというのが
○政府委員(松尾泰一郎君) お尋ねのブラジル羊毛の問題でございますが、御存じのように、ブラジルの羊毛はいわゆるマル特制度によって、輸入を無制限にしておったわけです。三十一年度のブラジルから日本へ輸出をする能力として、一応五万俵程度ではなかろうかということであったのでありますが、日本側が非常に買い進んだというようなことで、現地の価格も非常に上ったわけであります。
そういうものは主として現在一部は例のマル特制度、特別外貨資金制度、そこで差益を吸収しております。相当大きな部分はウイスキーとか、日英協定関係の品目でございまして、外貨との関係上そういう差益を徴収するということは今できませんので、そういうものは除いてございます。従って私どもがそういう関係がなくて一応差益を徴収した方がよいという物資は、ただいまあげました四つでございます。
○増田参考人 ただいまの正規の輸入時計が高いのではないかというようなお話のようでございますが、過去において輸入されました、外貨割当を受けましたものは、相当優先外貨制度において輸入されておるものでありまして、マル特制度、つまり優先外貨制度において輸入されております関係上、そのときに思惑をするわけですから、ふたあけをしました許可のパーセンテージが、低ければ低いだけコスト高になるということも過去における優先外貨制度
問題があれば割当を変えるという意味でなくて、今後の行き方といたしまして、できますれば新規業者へも機会を与えていきたい、こういう考えでございまして、今のバナナの問題につきましてはいろいろ御議論もございましょうが、ほかの物資につきましても、もしできますれば漸次新規業者も入るように検討はいたしたいと思いますが、しかし、なかなかいろいろな過去の経緯がございまして急激には参らぬと思っておりますが、たとえばマル特制度
○板垣政府委員 現在のマル特制度からはずすということになりますれば、そういうことを考えざるを得ないわけでございますが、それが果して次長からお答えいたしましたように、うまい割当基準あるいは割当策というものがうまくきめ得るかどうかという点にかかっているわけでありまして、この点は至急研究をしてみたいと思います。
○大堀政府委員 本年度の第一・四半期も一応マル特によりまして三十万ドル程度輸入の許可をいたしたのでございますが、マル特制度というのは、輸出業者が輸出した外貨の一部に見合う輸入を認めるという制度でありまして、昨年までは一割の優先外貨を認めておったのでございます。制度そのものとしては決して好ましい制度でもないわけであります。
それから買入れ方法の点で、麦の最盛出まわり期において、政府は内麦確保のため積極策を講ぜよ、こういう点でありますが、これは第一の買入れ価格を引上げることによつて一つの大きい策が果されることになりますが、そのほかいろいろマル特制度の活用等によりまして、出まわり最盛期の処置を一層うまくいたしたい、これは農林省の中でできることでありますのでそう決心しております。